卒業生・在校生の声
音楽療法学科 通信コース卒業生・五十嵐 亜希子
特別支援学校教員、学会認定音楽療法士
障害のある子供たちと接する仕事の中で、音楽の効果に気づき、もっと勉強したいと思い入学しました。以前は なんとなく使用していた音楽の意味を考えるようになり、選曲にも時間をかけるようになりました。また、自分でも音楽をすることがさらに楽しい時間になりました♪ すぐ実践につなげられる技術を教えてくれたのがこの 学院でした。仕事をしながら、子育てもしながら実習時間をみつけることは、難しかったですが、そのぶん自分に返ってくるものは大きいです!!(ぜひ、がんばって下さい♪)
音楽療法学科 通信コース卒業生・廣田かおる
学会認定音楽療法士
卒年次に認定音楽療法士の試験に合格!今は高齢者を対象とした音楽療法を施設でおこなっております。通信コース在学中、普段は、すべて一人で勉強、孤独ですし不安もありましたが、スクーリングで会う同期とともに学び、お互いの悩みを話し合った仲間の存在がとてもよかったです。学院の先生も親身に なって相談に乗ってくださいました。3年あるいは4年間勉強を続けていくのは大変ですが、音楽療法を通して沢山の人々と巡り合い、学ぶことで世界が広がりました。また音楽の力で自分自身何度も励まされました。仲間が増えることを願っています。
楽療法士、Music Space、奏など・大野智子
音楽療法士として提携先の日本教育支援ネット ワークなどで活動を行っています。入学するまでは、音楽療法にとても興味があったものの、まだ、未知の世界でした。在学中は様々な場所での実習 経験を積み、一日一日が責重な時間となりまし た。種類豊富な講義の数々、大学で学んだこととは異なり、新鮮なものばかりでした。ここでしか出会えない先生方や友達は、私を成長させてくれました。多くのことを学びましたが、毎日通う中で「自分」というものを見つけ、見直すことができました。これからもこの学院で得たことを大切に、頑張っていこうと思います
国際音楽療法専門学院 同窓会会長・関郁史
学会認定音楽療法士
OB・OG研究会 国際音楽療法専門学院の卒業生による研究会です。卒業後も日々変化・進化する医療、施設、音楽療法の知識などを得、また交換する為に発足しました。通信生の方々の相談に乗ったり、活動の交換会などをしたりしています。事例研究会を主体に懇親会・総会も行われています。
対象者や社会のニーズに合わせて
音楽療法士が求められる事は何か?と考えた時、まず始めに思いつく事は、1「対象者を 理解する事」2「対象者に合わせた音楽を提供する事」3「他者を感じ臨機応変に対応する能力」、そして「自分自身と向き合う事」だと思います。2012年4月の介護保険制度の改定により、ますます保険点数の取れない音楽療法士の立場は危ういものとなってきています。しかし、別の言い方をすれば「本物の音楽療法士が求められる時代」がやってきたとも言えます。決して楽な道ではないと思います。しかし、だからこそ遣り甲斐のある仕事だとも言えるのではないでしょうか? 音楽技術の向上のみならず福祉・医療・社会資源に至る幅広い分野の知識を身につけると共に、対象者や社会のニーズに合わせて、私たちと共に職業人としての音楽療法士を目指していきませんか?